要学院に入塾いただくためには卒塾生の紹介が必要です。
 
Q & A
みんなの疑問に要学院塾長が答えるぜ!
 写真は全て要学院卒塾生です。
質問 中学入試の漢字は、どんな教材で勉強したらいいですか?
 
答え 「漢ド」です。学校でもらう漢字ドリルに載っている「熟語」を全て覚えてください。中学入試で出題される漢字の大半は漢字ドリルに掲載されています。

 

 

質問  算数が苦手で、困ってます。どうしたらいいですか。


困っている原因は何かな?

 
原因が君にあるとは限らないよね。もしかしたら、算数の問題に原因があるのかもしれないぞ! 君にとって、問題が難しすぎる場合は、君が悪いのではなく問題が悪い場合もあるのだ。あるいは、そういう問題を出した大人が悪い場合があるのだ。

 
その難しい問題は、君が受験する学校に出題されるのかな?

そうだよね、わかるわけがないよね。では、その難しい問題が君が受験する学校に出題されるかどうか、お母さんは知っているかな?


そうだよね、わからないよね。

では、その問題を出した塾の先生はわかっているのかなぁ。
要学院塾長の経験からすると、塾の先生でも、その区別ができない人がいるんだぞ。 特に大手塾の先生は、サラリーマンで、「自分の塾で使っているテキストだけ教材研究している」人が多いからね。だから自分の塾で使っているテキストの問題が、どこの中学校合格に必要なのか、あるいは不必要なのか、全然わかってねぇ、という人もいるんだ。びっくりした??

良く聞く話で、大手塾で成績が上がらないのでプロの家庭教師をつけたら、そのカテキョがテキストを見て「この単元はいらない、ここも出ない、こんなテキストやってたら合格できないぞ(怒)」と思いっきりテキストに墨を塗った、というのがあるよね。

その通りなんだよ。 こういうプロの家庭教師は、教材研究も豊富だから、その子ども合格させる最短方法を考えるよね。

個人塾の先生の多くは、プロのカテキョのように「君たちが受験する学校の入試問題を徹底的に研究すること」を行って、合格への最短距離を目指すんだよ。だから、君たちが歯が立たないような問題を出すのは、出す方が悪いといえるから安心していいんだぞ。自信を持って進んでいこう!!Oh--
 


質問  大手のじゅくせんが入試問題に詳しくないなんて本当なの?嘘でしょ?


ある年の4月、大手塾の開催する入試分析会に行ってきたんだ。そこでの事実を話すね。

社会の問題分析の時の担当者の説明なんだ。保護者や塾の先生の前で話すんだから、入社したばかりの新人ではないはずなんだけど、金城学院中学校で出題された問題の解説をしたときに次のような驚愕の事実が判明した。
 
金城学院2016年度入試問題より 
 

その先生は「約2000年前は弥生時代だから答えは吉野ヶ里遺跡です(きっぱり)」と言ったんだぜ。。。

マジ?? 確かに答えは吉野ヶ里遺跡だけど、この問題の難しいところは、弥生時代の遺跡が二つあるところだよね。
 
その区別をしなくていきなり、吉野ヶ里だよーんなんてことで、大手塾の社会の先生(それも平社員ではないはずだ)はなんて素敵なんだろうね。

解答丸暗記で乗り切ろうとする受験生を思い出してしまうのは要学院塾長だけなんだろうか??
 

質問 個人塾で成績が伸びる子どものタイプを教えて下さい。

 
いわゆるノンビリタイプのお子さんです。


質問 「大手塾病」というのは何ですか?

 
 それは、大手塾に通っている受験生が陥りやすい学習態度で、「自分の頭で考えることが苦手になってしまう」という症状のことです。
 
近年、愛知県の中学入試問題は、自分の手と自分の頭を使って解答を導き出す問題が出題されます。
その理由は、公立小学校で使用する算数の教科書(春日井地区であれば啓林館わくわく算数)では、書き出して考えさせることが基本となっているからです。
 
しかし、大手塾のテキストでは「効率」追求するので、できるだけ計算で解かせる指導をしてしまいます。
 
その結果、「手と頭を使って書き出して解かせる入試問題」が出題されるとに対処不可能になってしまう受験生がでてしまいます。
 
数字を100個程度書き出せば解ける問題にも関わらず、それができない受験生を「大手塾病にかかった受験生」「無人島で、座ってご飯を待つ受験生」ができあがってしまいます。
 
その例は以下の通り。
 
(1)南山女子部入試問題より
 
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 (2)金城学院入試問題より
 
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 質問 集団指導と個別指導の組み合わせがいいのですか?

 
その答えは「受験勉強とはなんぞや?」の中にあります。
 
理想の受験勉強とはなんぞや

例題を学び、その類題(宿題)を解く。そして解けない類題(宿題)を解けるようにする。次にそれらを何度も復習する。

この繰り返しが受験勉強だよね。

それらの勉強をする場所は、↓こんな感じかな。
(1)例題を学ぶ・・・塾
(2)類題(宿題)を解く・・・家庭あるいは自習室
(3)復習・・・家庭あるいは自習室 
 
ここで重要となるのが、(2)だよ。 例題が全部解ければいいけど、普通はそうはいかないよね。

だから、気をつけなければいけないのが、 「受験生が解けない類題を誰が教えるのか」ということだ。

解けるようにするために、誰かが手伝ってあげないと進まないのが「小学生の」受験勉強だからね。

(2)を解決するために、みんながやっている学習方法は、↓こんな感じかな。

A 自分でやる
B 保護者が横について教える
C 家庭教師をつける

A 自分でやる・・・優秀な生徒だけがこのスタイルでも大丈夫。このスタイルで大丈夫な受験生は、どこの塾へ行っても東海や南山女子や滝は合格できる!
 
B 保護者が横について教える・・・小学生の受験勉強の理想スタイル。一般的なのはこれだよね。
 
C 家庭教師をつける・・・これもありでしょう。ただし、お金がかかる。

塾の自習室で勉強するというのは、Aに近いから、成果が上がる受験生とそうでない受験生に別れてしまう。

皆さんはどのパターンかな?

絶対だめなのは次の二つ
 
〇普通の成績の子に自分でやらせるA。たいてい解答解説を軽く読んで「わかった」と言うだけで、次に解かせると全然解けないか、途中式が無いのに答えだけ正解であるという悲惨な状態。
 
〇親がいらいらしながら教える。保護者の多くは指導のアマチュアだから、上手に教えられないよね。一生懸命説明しても、子どもは上の空では小言を言いたくなるのも無理はないね。
 
家庭教師もいいけど、親と同じように一方的な解説をする人はだめだよ。

いい教師は、小出しのヒントで子どもに考えさせるようとする人。 中学校の入試説明会へ行っても、多くの学校で「自分の頭で考えよう」という話が出てくる。暗記だけでは乗り切れないのが今の入試。

理想は、経験豊かな教師が、個別か少人数で「生徒が解けない問題を解けるように指導する」ことなんだ。

そのためには、一問あたりにかける時間が20分から30分必要だな。難度の高い問題が20問も宿題で出たら、普通はそれは無理だ。そういう宿題を出す側は生徒全員が優秀(放っておいても。東海・南山女子・滝に合格できる生徒)であると考えているわけかな。

難度の高い問題が20問も宿題に出たら、雑に解いたり、答えを書き写したりが始まるよ。大手から転塾して来た生徒を指導するとそういう病の生徒がいるよ。本当にかわいそうだ。正しい指導を受けさせてもらえずに、成績が悪いとしかられる受験生は本当にかわいそうだ。
最も良いのは、例題の宿題を出した先生が、できなかった問題を個別に近い形で解説をしてくれる方法だ。

そんな塾はあるのかな。個人塾で大手の受験用テキスト(例えば予習シリーズ)を使っていない先生ならば、やってくれるかもしれないね。

そういう塾を探す保護者の情報収集が物を言うよね。

要学院の一斉指導と個別指導は、まさしく上記を全て解決する方法だ。 大手塾で問題を抱えている受験生の保護者は是非要学院にご相談ください。

ただし、小学校レベルの計算ができないとか、固有名詞の暗記ができないとか、漢字練習が嫌いとかいう受験生は、要学院でも無理だからね。
 


質問 読み書きの達人は入試に役立ちますか?
 

先日、南山女子部、日曜日の南山男子部、両方の説明会に参加して来ました〔2018年5月)。

役に立つお話をたくさん聞けた中で、特に国語に関しては、要学院の「読み書きの達人」で行なっている指導が、正しいことを再認識できました。

ポイントのみを記せば、
 
 
女子部の国語の先生・・・受験生が書いた記述は、必ず保護者にみてもらう必要がある。決して自分だけで採点しないように。
 
男子部の国語の先生・・・たくさん記述することが大切。

正しい日本語を訓練するための「 listen and write」そして要約練習。両者とも担当が一人一人の記述を丁寧に確認。要約ではよりよいものにするための添削指導。
 
これが要学院の読み書きの達人で、上記に合致しています。

多くの先輩たちも国語の力をアップさせた「読み書きの達人」、国語力のアップにお役立てください。


質問 「要学院塾長のブログでおすすめのページを教えてください。」

 
 全てが役に立つ情報で、お勧めです。
では、今年の「お勧め情報」のページをお知らせしますね。
 
カリテや合格ノートの説明
 
これでいいのか?大手塾2
 
これでいいのか?大手塾1
 
これでいいのか?大手塾
 
2018年の入試結果4
 
2018年の入試結果3
 
2018年の入試結果2
 
2018年の入試結果1
  
学校説明会一覧

 


質問 「要学院と同じような指導方針の塾がありますか?」

 
先日、お問い合わせをいただきました。
要学院に通塾したいのだけど、距離の関係で無理とのこと。そこで、塾選びのポイントをお教えしました。
 
お問い合わせいただきました件ですが、残念ながら、その地域で要学院のような方針の塾があるかどうか知りません。個人の先生が運営されている塾をお探しになるしか無いと思います。

そのとき重要なこととして次のような基準があります。
(1)使用している教材が、お子様の受験先にふさわしいか。
(2)カリキュラムがゆったりしているか。
(3)家庭学習にも目を配っているか。
(4)苦手単元や苦手教科が出てきたときにフォローがあるか。
(5)塾長が子育ての経験があるか。

なぜ上記の基準が必要か
(1)使用している教材が、お子様の受験先にふさわしいか。特に大手塾で使用している受験用教材は、近年レベルが上がりすぎてきています。「大は小を兼ねる」とでも言いたげに、受験生の精神年齢にあっていない内容と感じています。例えば、南山女子、東海、滝等の学校が第1志望であれば、その難しいテキストに食らいついていくこともありかなと思います。しかし、いわゆる中堅校が第1志望であれば、そのようなテキストを使う必要はありません。この地区の中学校で開催される学校説明会でも「小学校で使う教科書をしっかりと学習する」と言う先生が多いです。

(2)カリキュラムがゆったりしているか。毎週毎週テストで追いかけられる受験生は、わかってもわからなくても次から次へと授業が進んでしまいます。これでは「わからない貯金」を積み立ててしまう可能性もあります。生徒の反応が悪いときには次週も同じ単元の学習が可能であるようなゆったりとしたカリキュラムがいいですね。週単位でなく月単位でのテストがいいでしょう。

(3)家庭学習にも目を配っているか。塾の授業で例題を指導され、「じゃあ残りの問題は全部宿題ね!!」という「丸投げ塾」では、宿題を解くために、家庭教師を付けたり、もう一つ塾に行く必要が出てしまいます。受験勉強というのは、できなかった問題が出てきたときに対処する能力を付けることが目的なので、「家庭学習で何をどのように行うか」を具体的に見てくれる塾が必要ですね。

(4)苦手単元や苦手教科が出てきたときにフォローがあるか。上記(3)とも重複しますが、できない問題が出てきたときに、塾でどのような指導があるのかが重要です。成績の上がらない受験生は、できない問題を考えることが苦手なタイプです。考えたくないから解説を読んで終わり。あるいは正解を書き写して終わり。これでは成績アップは望めませんね。その問題が志望校合格に必要であれば、できない問題は、何度でも根気よく教えてあげる必要があります。しかし、もしかしたらその問題は「できなくても志望校合格には問題ない」かもしれません。その判断は、経験豊かな塾長と生徒の学力を見極める塾長が必要です。

(5)塾長が子育ての経験があるか。自分の子どもを育てて初めてわかることも多いですね。まして、我が子に私立中学受験をさせている指導者の下で受験勉強を進められれば理想です。
もっとわかりやすくいえば、「大量生産式で授業が行われている塾はだめ」「一方通行で授業が行われている塾はだめ」「塾長が信念を持って指導している塾はOK」となります。
保護者も信念を持って塾選びをして、選んだ以上は「ここがベストの塾」だと考え、塾長を信じていくことが重要です。


質問 「同じ質問を何回もしていいですか??」

 
要学院では大丈夫だよ。
しかし、お母さんや大手塾の先生に何度も同じ質問をすると・・・。
 
要学院通信でこの質問に答えているので、下に貼り付けておくね。
 
毎年、いろいろな個性の生徒諸君を見てきます。もちろん受験勉強に関する個性です。身長や体重、性格が千差万別であるように、学習が身につくということも個性的です。
例えば、速さの問題で「時速60キロと時速40キロでA地点とB地点を往復したときの平均速度は時速50キロではないですよ」と授業をします。1回の授業で次からミスしない生徒もいれば、何回もミスする生徒がいます。1つのことを理解し、覚えるまでの回数は千差万別です。
ご家庭で保護者の方が指導する際には「これ以前に教えたよね?忘れたの?」と言ってしまいがちですが、要学院ではそんなことは言いません。何度(5回でも10回)でも丁寧に教えます。
最終的にわかってもらうことが我々の仕事ですから、いくらでもミスしてくれていいのです。
「えーっっ、まだわからないの??」なんていう塾教師は失格で、その瞬間に子どもたちは「しょぼーん」とします。
大手の学習塾は毎週のカリキュラムが固定しているので、5回も10回も教えている暇はないです。のんびりタイプ(何度も教えてあげないといけないタイプ)の生徒には辛いですね。
 


質問 ちょっと大手塾にも行ってみたいなぁ。

 いいよ。
 
ただし4年生終了までを区切りにしてね。4年生終了時点で、偏差値が60以上とれていれば、そのままその塾にいるべきだ。東海や南女や滝の合格も近いよね。
 
でも偏差値が55以下なら、ちょっと転塾を考えた方がいいし、50以下なら、さっさと転塾しないとそのまま深海魚だよ。
 


質問 合格実績はいいの?

もちろんいいよ!
よくなければ、20年以上「私立中学受験塾」として続いていないもんね。もちろん全員が第一志望校合格というわけにはいかないけれど、保護者の皆さんには満足してもらっているよ。
 
 また要学院では生徒諸君の成績によって進路を誘導することはしないんだよ。
 
聖霊中学校が第一志望のお子さんは成績が上昇しても聖霊中学校を受験して進学します。

南山中学校が第一志望であれば、例え東海中学校に合格しそうな成績でも東海中学校は受験しません。

みんなが行きたい学校に合格させることを目的としているから、卒塾生の合格実績をこれ見よがしに公表していることはないんだな。
 
それに、合格実績って言うのは、生徒や保護者の力に寄るところが大きいのに、大手塾は何で自分の力のように発表するんだ・・・。

他人のお子様に関する個別の合格実績は出さない代わりに、我が家の子供たちの合格実績をお示ししましょう。

長女
 滝中学校合格 春日丘中学校特奨合格 名古屋国際中学校特奨合格
(春日丘中学校進学-新入生代表として挨拶しました)

長男
 南山中学校男子部合格 名古屋中学校合格 春日丘中学校合格
(南山男子部に進み、6年間アメフト部で非認知能力を鍛えました。非認知能力については下の方で説明している)
届く合格通知や不合格通知にも建学の精神がにじみ出ているんです。感動する不合格通知もあるんだよ。我が家では娘に届いた南山女子部からの不合格通知は大切に保管してあったりしちゃうんです。


質問 要学院が勧める私立中学校はどこですか?

2020年の大学入試改革って知ってる?
 
そうだよね、センター試験がなくなるあれね!(2019年度の高校2年生以下の学年が該当ね。)
 
この大学入試改革では、私立の中高6カ年一貫教育が有利だと思う。「6年間を通じて何かに打ち込む」。その結果として、大学入試にも有利なんて・・・。全くもってすばらしいよね。
 
学力だけで判断される今の大学入試と違って、別の尺度で測られる新大学入試は、高校の序列も「ガラガラポン」と一新される可能性もあるんだ。でも、愛知県の私立中学校を見ていると、その対策がすでに始まっているから、受験生も安心だよ。
 
例えば、名古屋中学校のこの地区最初のスピーキングテスト導入やスプリング・グローバル・プログラムin名古屋、金城学院中学校のDignityの授業など。
 
どこの私立中学校でも、公立とは違った建学の精神があって、生徒を大切に迎えてくれるんだけど。要学院塾長の息子が通った「南山中学校男子部」は特にすばらしいと思うよ。だいたい制服の撤廃ができる学校は、生徒も教師もすばらしいと思って間違いないしね!!(塾長の通った「都立上野高校」も制服がなかったなぁ。エッヘン)
 
一言で言うなら、塾長が特に気に入っている学校は・・・
 
完全中高一貫教育校でミッションスクールかな。該当するのは・・・・・探してね!


質問 私立中学受験に「あゆみ」って関係あるの?

 
あゆみ、つまり小学校での成績表だよね。
学校によっては、出願するときに「調査書」が必要な学校もあるよね。その調査書の形式も色々なんだ。欠席日数だけだったり、成績も書くようになっていたりとばらばらだよ。
 
そのあゆみ(調査書)が合否に関係することはほとんど「なし」!!
 
でも、もっと重要なことがあるんだ。
 
小学校での成績が余り良くない子は「学力年齢が低い」場合が多いんだな。その学力年齢が低いまま中学受験の勉強を始めても、授業内容が理解できないんだ。受験勉強というのは、多くの塾では「小学校の授業内容を高いレベルで半年から1年早める」ことが主流となっているから・・・・。
 
つまり、小学校での授業内容の理解が今ひとつの子が受験勉強を始めてもついていけなくなると言うことだ!!
 
「あゆみ」の成績は、中学受験の合否にはほとんど無関係だけど、受験勉強を進める上では非常に重要だぞ。
 
だから、小学校での授業をしっかり頑張りなさい!! 


質問 最近よく聞くんだけど「非認知能力」って何なの?

 
これもまた、要学院通信でお知らせした内容を下に記すね。
 
最近、「非認知能力」が重要であるという考え方を良く耳にします。
「認知能力」が得点や偏差値等で測れる能力であるのに対し、「非認知能力」は数値化できにくい能力で、「忍耐力」「自制心」「目標への情熱」「思いやり」「敬意」などがそれに該当します。

具体的には、以下のように理解できます。
算数で問題を解く場合、教えられた内容を理解したり、公式を暗記したする「認知能力」が必要です。内容が簡単な場合は認知能力だけで十分理解できますが、内容が難しくなるとそれだけでは不十分で、理解できるまで根気強く勉強を続ける必要があります。そのときに必要なのが「非認知能力」である「目標への情熱・忍耐力・(遊びを我慢する)自制心」等々です。
 
学年が上がって努力や工夫が求められるようになるにつれて、非認知能力の支えがなければ主体的に学び続けることができず、伸び悩んでしまう可能性は高まるでしょう。
もちろん、非認知能力は学力だけに結び付くわけではありません。生涯にわたって自分を成長させたり、豊かな人間関係を構築したり、人生のあらゆる営みの支えとなります。また、この能力が生涯賃金を高めるということを言う人もいます。

このような非認知能力は、幼少時に訓練することで身につくといわれていますが、中学高校時の部活での経験こそ最もこの能力が身につくという人もいます。

部活動を通じて子どもたちが身につけることは、試合へ向けてのたゆまない練習・試合に勝つという情熱・自分勝手なことはできない自制心・理不尽と感じることも行う忍耐力・敗者への思いやり・先輩や監督を敬う気持ち、等々。これらは全て「非認知能力」に当てはまります

「目標への情熱・自制心・あきらめない力・忍耐力」を育てるためには部活動に参加しなければ行けないと言っても過言ではありませんね。

皆さんも、中学生になったら、6年間打ち込める部活動を見つけてくださいね。
 
 
つまり、才能だけで勝負していても、この非認知能力が欠如していると、壁にぶち当たって成績が上昇しなくなるこ生徒がいるわけだ。
 
「じっくり考えるのはめんどくさい」「すぐ答えを教えてよ」「ていねいにノートを作るのはキライだ」「あれはイヤだ、これもキライだ」なんていう受験生は非認知能力が欠如しているので要注意だよ。


質問 受験塾ってすぐに退塾できないって聞いたけど本当なの?

そういうところもあるね。
 
要学院には、大手から転塾してくる受験生もいるので、そういう話も聞くよ。例えばこんな感じ・・・。
 
保護者「退塾したいんですけど・・・・」
じゅくせん「なぜ・どうして・ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ」と小一時間。
保護者「でも塾を辞めたいんです・・・・。」
じゅくせん「学費が3ヶ月前納になっちゃってるので、3ヶ月後に辞めたらどうですか!!」
保護者「ううっ、辞められないぃ・・・。」
 
ひどいかも。
だって、受験勉強する期間なんて、24ヶ月とか、36ヶ月だよ。そのかぎられた期間の内の、3ヶ月も、気に入らない塾で勉強させるなんて・・・・・・・。
 
大手のじゅくせんはどこを見ているんだろうね。
 
塾長の経験から話をすると、サラリーマンなんだな、彼らは。
 
生徒のことより自分の昇級や昇進が気になっちゃうんだよ。
 
それに生徒との付き合いも短いからね。好き勝手なこと言い放題かも。
 
そこへいくと、個人塾は生徒との付き合いが長くなるから、自分の都合だけで動くことはないよね。
いま、要学院塾長が気になっている生徒の一人は、卒塾生のT君、高校2年生。彼は医学部へ行かねばならないという縛りがあるので、先日もお母さんと電話でお話ししたよ。塾長にとって、元塾生は自分の子供みたいなもんだからね。
 


これからも増えまっせ。
質問も募集中だよ。
ここに記載されている全ては要学院塾長の見聞や感想であり、全てが事実とは限りません。
 
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